再び活気づくビットコイン現物ETF、資金流入量が過去最高レベルに

再び活気づくビットコイン現物ETF、資金流入量が過去最高レベルに

再び活気づくビットコイン現物ETF、資金流入量が過去最高レベルに

アメリカでは4月の消費者物価指数(CPI)が前月比0.3%の上昇にとどまり、利下げの期待感が高まっています。同じタイミングでビットコイン(BTC)現物ETFは、過去最高レベルの資金流入量を記録しました。

投資家心理に好転のきざし?

CPIが発表された5月15日、ビットコイン価格は62,000ドル(約964万円)にまで上昇し、ビットコイン現物ETFへの純資金流入量も、1日で3億300万ドル(約471億2,000万円)を記録しました。これは5月3日以降では最高レベルの数字です。

各銘柄への1日あたり純流入金額を見てみると、フィデリティ(Fidelity)のFBTCは1億3,100万ドル(約203億7,000万円)で3月26日以降の最高値を記録し、ビットワイズ(Bitwise)のBITBは8,600万ドル(約133億7,000万円)で3月4日以来の過去最高値でした。

ブラックロック(BlackRock)のIBITは3日連続で、流出入がプラスマイナス・ゼロでしたが、専門家によればこの規模のファンドではよくあることであり、リスクを考える必要はないとのことです。

さらにグレイスケール(Grayscale)のGBTCは、4ヶ月以上流出超過が続いていましたが、一転して2,700万ドル(約42億円)の流入額を記録しました。これは世界規模で取引を行う投資家の心理が、好転しつつある可能性を示しています。

世界最大の投資会社でも運用拡大

米証券取引委員会(SEC)が公開した資料によると、世界最大級のヘッジファンドであるミレニアムマネジメント(Millennium Management)の運用資産640億ドル(約9兆9,500億円)のうち、20億ドル(約3,100億円)がビットコイン現物ETF関連だということです。これについて著名なETFアナリストのジェイムズ・セイファート(James Seyffart)氏は、ビットコインETFの購入者のほとんどが個人投資家である点を指摘しています。

ミレニアムが保有するビットコインETFの内訳は、IBITが8億4,420万ドル(約1,313億円)、FBTCが8億670万ドル(約1,254億円)、GBTCが2億200万ドル(約314億円)、ARKインベストのARKBが450万ドル(約7億円)、BITBが447万ドル(約69億5,000万円)でした。

機関投資家は四半期ごとに、保有資産を13FレポートとしてSECに報告しますが、その締切が5月15日だったことも追い風になりました。投資家が第一四半期にビットコインETFを購入できるラストチャンスになったからです。

利下げに対する市場の期待感

コインマーケットキャップのデータによると、5月16日のビットコイン価格は直近24時間で6.5%上昇し、3月14日の過去最高値73,750ドル(約1,147万円)にあと10%まで迫る66,350ドル(約1,032万円)を記録しました。

市場の前向きなムードには、4月のCPI上昇が予想を下回ったことも影響しています。CPIは重要なインフレ指標であり、今回の発表で米連邦準備制度(FED)の利下げと市場の流動性向上への期待感が高まっています。暗号資産(仮想通貨)のような高リスク資産にとって、利下げは好材料の1つと言えるでしょう。

参考
Bitcoin ETFs Witness $303M Inflows as Bitcoin Soars to $66,000 amid Positive CPI

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