ステークフィッシュ(stakefish)、0.1ETHからステーキングできるサービスを発表

ステークフィッシュ(stakefish)、0.1ETHからステーキングできるサービスを発表

ステークフィッシュ(stakefish)、0.1ETHからステーキングできるサービスを発表

ステークフィッシュ(stakefish)が11月末、0.1ETHからでもイーサリアムをステーキングできる新サービスを発表しました。これまでイーサリアムのステーキングに参加するには32ETHが必要でしたが、これによりより簡単にステーキングを始めることが可能です。現在はベータ版が「Goerli」テストネットで提供されており、メインネットでのリリースは2021年12月中旬を予定しています。

ステークフィッシュ新サービスの仕組み

イーサリアムをステークすると、バリデータをまとめてステークするのに必要な32ETHを集める別のスマートコントラクトにETHが送られます。そしてその後、32ETHは公式のイーサリアムのデポジットコントラクトに送られ、stakefishのバリデータの1つとペアになります。stakefishのバリデーターは現在、「Lighthouse」と「Prysm」のクライアントを使用しています(NimbusとTekuも予定しています)。ステーキング期間が終了すると、ステーキングされたイーサリアムは自動的にスマートコントラクトに引き戻され、ユーザーに分配されます。ステーキング期間はあらかじめ設定されているので、ステーキング期間がいつ終了するか自分でリマインダーを設定する必要があります。

stakefishが使用するスマートコントラクトは、Solidified社とRuntime Verification社による2度の監査を受けています。32ETHのステークが満たされるたびに、新しいスマートコントラクトがデプロイされます。

ステークフィッシュでステークする前に知っておきたいこと

ユーザーが情報に基づいた判断をするために、留意すべきリスクとして下記が挙げられています。

  • 2回セキュリティ監査済みではあるもののスマートコントラクトリスクはある
  • 万全を期してはいるもののステークフィッシュのインフラ運営能力に依存する
  • イーサリアム2.0自体のリスク
  • 一度ステークしたらすぐには取り出せない点
  • これまでstakefishでは発生履歴はないものの、スラッシングのリスクは留意しておくべき

他にも類似サービスが存在しませんか?

Lido(ライド)、Rocketpool(ロケットプール)、Stakewise(ステークワイズ)、StaFi(ステファイ)などのリキッドステーキングなどが存在し、これらを使えば32ETH持っていなくてもステーキングが可能です。stakefishはLido(ライド)のジェネシスサポーターで、今後もサポートを続ける方針です。ステーキングしたイーサリアムでDeFiを使いたいと考えている方は、Lidoのようなソリューションの方が適しているかもしれません。

一方で、少額でステーキングしたいニーズのほかに、ノンカストディアルでステーキングしてさらに自分で信頼できるバリデータを選びたい場合は、stakefishのシンプルなステーキングサービスを通じて報酬を獲得することが可能です。

ステークフィッシュ今後の展開

これまでイーサリアムのステーキングに参加するには32ETHが必要だったため、少し金額的なハードルが高い状態でした。stakefishは「ステーキングを簡単にする」をミッションとしており、このサービスにより、より気軽にイーサリアム2.0のステーキングが可能になると述べています。

今後の方針としては「Nimbus」と「Teku」をサポートするクライアントのリストに追加することが挙げられます。「マルチクライアントの未来は、イーサリアムのセキュリティと健全性のために必要であり、私たちはスタックをさらに多様化することで自分たちの役割を果たすようにします。この点についてはご期待ください。」とブログで述べています。

サービスについての詳細はこちら

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この記事はstakefishからコンテンツ協力を得て提供しています。stakefishは暗号資産ユーザー向けのステーキングサービスを提供しています。Ethereumをはじめとした様々なノード運用の実績を元にサービスを提供しており、ユーザーは秘密鍵を渡すことなくステーキングができます。stakefishによるステーキングサービスの詳細を知りたい方は是非下記のリンクをご参照ください。

参照:https://stake.fish/ja/

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